トイスケルトンを入れたぬいぐるみの作り方

創作人形作家福寿さんの「おやすみTOFFEE」に、トイ・スケルトンを使っていただきました。
トイスケルトンはアーマチャーと同じぬいぐるみなどの芯材です。

福寿さんのサイトはこちら

1:
製作に必要な分量の材料(スナッププルーフ、プライヤー大小)を用意します。
2:
T字型のジョイントパーツをぬいぐるみの頭部分に入れます。
3:
スクリューが外に出るようにして、閉じ口をぐし縫いして閉じます。
4:
頭のジョイントの受け側の円柱状パーツを十字パーツとつなげます。
5:
このパーツ同士の接続にはプライヤーが必要なため上から軽い力で金槌でたたいてはめ込みます。
※パーツを壊さないように注意!
6:
パーツが繋がりました。
7:
腕には細めのトイスケルトンを使いたいので、大→小サイズへの変換パーツを付けます。
8:
大サイズのプライヤーを使用し、プライヤーの左右の溝にそれぞれのパーツをセットし、プライヤーを握ってパーツをつなげます。
9:
変換パーツに小サイズのスナッププルーフを繋ぎます。着け方はパーツ同様ですが、プライヤーは小サイズ専用のプライヤーを使用します。
プライヤーはそれぞれ専用サイズを使用しないと接続できません。左右のプライヤーの溝にパーツをセットします。
10:
画像のように強く握って締めます。滑らないように注意。
思わず弾いて怪我したりします。
周囲の人にも注意が必要です。
11:
腕用のトイスケルトン完成です。用意してあるボディに組み合わせて長さを確認します。
12:
カットしたい部分の長さのところに、プライマーの溝をあわせて差込ます。取り付けるときと逆に、レバーを左右に開くと、パーツが外れます。
13:
余分なパーツを外して腕サイズに調整したところです。
14:
十字パーツのした部分にボディ用の大サイズのトイスケルトンをつけます。大きいサイズの接続には変換パーツは不要です。
15:
No:10同様にプライマーを握って接続します。
大サイズのプライマーを使います。
16:
No:12同様、ボディもカットしたい部分に下からプライマーを差込、左右に開いてパーツを切り離します。
17:
ボディサイズに合わせてカットしました。
続いてY字のスナッププルーフを取り付けます。
18:
大サイズのプライヤーを使用し、十字パーツの時と同じ容量で繋ぎます。
19:
Y字パーツがつきました。腕同様に、脚も少し細目のトイスケルトンを使いたいため、変換パーツを繋ぎます。
20:
腕と同じ要領で、脚も接続後に、サイズ調整します。
21:
腕と脚の反対側も同じように作ります。完成したボディの骨組みに短冊状にきったキルト芯を貼っていきます。キルト芯を貼るのにボンドを用意します。
22:
はがれないように所々ボンドで固定しながらキルト芯を巻いていきます。
23:
巻き終わりました。
24:
用意したボディに、キルト芯を巻いたトイスケルトンを入れます。トイスケルトンを入れるアキを大きめに残しておくと入れやすいです。
25:
ボディの形を見ながら足りないところに綿を詰めていきます。
26:
綿を詰め終わったらコの字閉じでアキを縫い閉じます。
首の所の真ん中にジョイントが通るように縫ってしぼります。
03で作った頭のスクリューを中の円柱型のパーツにはめ込みます。
17:
ヘッドを取り付けて完成です。
骨があるから、いろんなポーズが着けられるボディになりました。動物のぬいぐるみにも便利です。