1/6ヘッドに植毛する

難易度:★★☆ 所要時間:5時間程度

1/6サイズのオビツ無彩色無植毛ヘッドに植毛します。

デザインはボブヘアにします。予め、ヘアデザインをしっかりイメージしておきましょう。 オビツヘッドには植毛ラインが予め入っていますので、楽です。 60cm束(30g)で、1/6ヘッドにびっしりの植毛が可能ですが、ここではその半分程度使っています。 それでも植毛ライン(生え際)の見えないボブカットが作れました。 5時間ぐらいの時間で出来ました。

1:材料を用意します。
オビツW01ヘッドにブラウンヘア
はさみ、布団針(短めが便利です)、櫛、ハサミなどが必要です。

2:ドールヘアを30cmにカットします。
60cmの束を中央で二つにカットします。
束の両端をしっかり束ねておきます。

3:ヘアを10本ぐらいずつ、針に通します。
束の中から10本ぐらいを抜きます。
4:ヘアを針に通します。
まとめて針に通し、中央まで入れます。
51:ヘアは中央あたりで半分にします。
6:ヘアの後ろを結びます。
この状態のヘアを植毛していきます。
同じようなものを何個か用意しておくと便利。
7:首穴から針を刺します。
頭頂部分から植毛します。
布団針は長いものは不便です。ちょうどいいサイズの布団針を探しましょう。
8:ヘアの中央部分を引っ張り、しっかり伸ばします。
9:中央でヘアをカットします。
10:約15cmのヘアが一束植毛できました。
11:同じ要領で円を描くように植毛していきます。
同じサイズの同じようなヘアを事前に用意しておくと便利です。
12:前頭部を植毛します。
頭頂部に一塊の植毛が済んだら、続けて前頭部に植毛します。

13:全体を植毛していきます。
前頭部から即頭部、後頭部と植毛していきます。
13:植毛ラインまで植毛していきます。
ヘッドに刻まれているラインを目安に一通り植毛を済ませます。どの程度、緻密に植毛するかは経験とヘアデザインによります。最初は大まかに試してみましょう。
13:ヘアーを寝かせるため熱湯をかけます。
バケツ等を用意しておき、ヘッドを某で支えて上から熱湯を掛けられるように準備します。この段階では植毛の毛は上向きに立っています。
90度ぐらいの熱湯をさっとかけます。何度か繰り返します。
ヘアーがしなりますので、一度乾燥させます。
ドライヤーを軽くあてて乾燥させましょう。
14:更に細かく植毛していきます。
頭のセンターに前髪の縦ラインを作ります。
縦一列に揃った植毛ラインを作りましょう。
先に大まかに植毛していた間に植毛していきます。
15:髪の毛の向きを左右に考えながら更に植え込んでいきます。
中央に最初の一列を作ったら、次は反対側に寝させる髪の毛のラインを植え込んでいきます。画像向かって右に植え込んだ最初のラインに対して、右側から植えて、左に倒れるラインを作っていきます。(交差させることで毛のない溝が見えないようにしています。)
16:再度ヘアーを寝かせるため熱湯をかけます。
途中、何度か繰り返します。
17:ヘアーの向きを考えて植え込みます。
前後、左右を意識しながら隙間を埋めるように植え込みます。
一通り植え込みが完成しました。
18:更に植え込みます。
前後、左右を意識しながら隙間を埋めるように更に植え込みます。
19:お湯をかけて寝かせます。
20:植毛完成
一通り自然な状態になったか確認します。
今度は隙間が気になりません。
20:ボブカット完成
ボブは、前髪を一直線にカットするだけ、その他の髪も簡単に横に切るだけです。隙バサミを上手に使うと雰囲気がでます。
横からみた状態。
真上からみた状態。
生え際を見せるようなヘアスタイルの場合は、もっと緻密に植え込む必要があります。
(ご注意)この頁を参照されたお客様が実際にカスタムされた際に起こった事故やには一切責任を負えません。