カスタムドールの作り方(1)

カスタムドールを始めたいけど何から始めたらいいの? オビツのスキンヘッドを購入してドールアイやウィッグもあるけど、
彩色の仕方や顔の加工方法が分からない。そんな方のために、基本的な顔の加工や彩色、仕上げなどの方法を紹介します。
(製作者はあまり上手ではないけれど、参考にしてみてください)
このシリーズは今後、いろんな形で幅を広げていく予定です。カスタマイズの方法や道具は千差万別でそれぞれです。 簡単なことしか解説していませんが、いろいろ応用してみて楽しんでみてください。
60-003ヘッドのモールドの内側をくりぬいて、アイホールヘッドを作ってみます。
ヘッドの加工の基本を載せてありますので、その他のヘッドにも応用してみてください。尚、カスタムの方法はいろいろありますので、自分でそれぞれ工夫してみることが大事です。

<今回使った道具>右上から順に
アクリル絵の具・リューター・パテ・チーク・ピンセット・色鉛筆・面相筆・
NTドレッサー・プラスチック接着剤・綿棒・
Mr.COLORスーパークリア半光沢・アクリサンデー(アクリル接着剤)・
タミヤフィニッシュングペーパー<耐水ペーパー>(240・600)・
水性ホビーカラーうすめ液・Mr.スーパークリアーつや消し・
その他=アクリル絵の具用パレット、ティッシュペーパー等

瞳の部分にナイフを入れます。
モールド部分を傷つけないようにナイフで切り取っていきます。
切り残しの部分はリューターかやすりで丁寧に削り取ります。先端を取り替えて手軽に作業できるリューターは便利です。安いものも販売されていますので購入をおすすめします。
目の量端の部分を丁寧に削って、瞳の穴加工を終了します。この際に、ドールアイを装着する内側の部分の形状もドールアイが目の輪郭にぴったり合うように内側も削るといいです。
今回は、瞳の下の頬の部分もやすりで少し削りました。プラスチックは簡単に削れますので、顔のいろんな場所の形状を変えたりする場合、240ぐらいのやすりで削って、その後に600の耐水ペーパーで水を流しながら仕上げにヘッド全体をやすりがけします。
詳細は、How to の(2)をご確認ください。
やすりがけしたら、最後に表面をしっとりと仕上げるために、アクリル接着剤(接着剤ですが、溶かすこともできます)をティッシュペーパーに含ませて、表面をなぜて滑らかにしていきます。ちょっとした傷や汚れ、凸凹は綺麗に取れます。
アイホールタイプのヘッドになりました。
出来れば、ドールアイを装着するヘッドの内側の目の周りの部分もドールアイがぴったり収まるようにリューターで削りを入れておくといいです。
彩色を始めます。
眉、口紅、アイラインなどを入れます。
頬紅には本物の化粧品のチークを使っています。眉毛は色鉛筆で薄く描いてみます。口紅はピンクの色をつける前に、濃い赤で凹んだ部分の奥に着色しておくとひきしまった感じになります。修正が利きますので、最初は細かいことは気にせずに塗ったり描いたりしてみましょう。
アクリル除光液(なければ化粧用のリムーバーも可能)を綿に含ませて、失敗したり汚れた部分をふき取りながら、二重まぶたの線や瞳の脇の描き睫などを色鉛筆で描いていきます。毛細筆で一気に描けると綺麗ですが、初心者はなかなか綺麗に一筆描きができませんので、鉛筆で泥濘にゆっくりと重ねて線を引いていくとやりやすいです。
眉毛を濃くして、ピンクのチークを上手に全体になじませていきます。口紅にピンクのアクリル絵の具を載せて彩色を完成させます。汚くなったら、アクリル接着剤(アクリルサンデー)を綿に含ませてふき取ったり(細部は爪楊枝とか細い面貌に含ませてふき取ります)、いろいろ細かいテクニックを考えてみましょう。仕上げの段階で、不透明ラッカー(スプレー缶のもの)を顔全体に吹き付けます。そのままだと触っただけで彩色が落ちてしまいます。
瞳にアイラッシュをつけます。瞳の内側にプラスチック接着剤をつけます。爪楊枝とかで軽く付けておくと便利です。
アイラッシュは100円ショップなどで売られている安い人間用のものを使います。好きな形に切り込みを入れておきます。
パテを使ってドールアイを装着します。この際に、パテがドールアイとヘッドの目の淵の間から飛び出さないようにします。
瞳を入れてみました。口紅に透明クリアラッカーを塗り、ぷるぷるした唇になります。
ウィッグを付けて完成です。
(ご注意)
カスタム見本頁を参照され、実際にカスタムされたお客様に起こった、いかなるトラブルや事故にも、PARABOXは、一切保障はいたしません。当然ですが、メーカーの認証や、許諾は一切受けていませんので、メーカーへの問合せなどもご遠慮下さい。